レポート
日本アイ・ビー・エム株式会社
「ISO26262」の管理プロセスと検定プロセスを読み解く
自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。本稿では、システム開発、ハードウェア/ソフトウェア開発など、ISO26262に準拠した開発プロセス全般と関係してくる「ISO26262 Part.8 支援」の中でも、日本のソフトウェア業界が苦手とする管理プロセスと、注目されているものの実施が難しい検定プロセスについて取り上げる。
コンテンツ情報
公開日 |
2013/02/26 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
1.11MB
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要約
日本のソフトウェア業界では、顧客からの要求を定義できず、曖昧な要求のまま開発契約を結んでしまい、後から仕様変更が多発して、結果プロジェクトが失敗してしまう……という傾向がよく見られる。
また、要求変更に対する変更管理の対応モレによって、某社の証券管理システムがシステムダウンするなど、日本のソフトウェア業界は、意外と管理プロセスを苦手としている。
これに対して、欧米では「CMMI」「SPICE」「ISO」などに基づいて、契約と管理プロセスを実施することによって、受注側の防衛や人的エラーを最低限にする手法がとられている。本ブックレットでは、自動車機能安全規格「ISO26262」対応で重要な“管理プロセス”と、そのプロセス実現のための開発支援ツールの採用ポイントについて解説する。