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アイティメディア株式会社

レポート

アイティメディア株式会社

コア技術の現地開発に乗り出す日産、重い腰を上げたトヨタの本気度

グローバル開発・製造に向けた自動車メーカーの動きを読む。

コンテンツ情報
公開日 2014/06/23 フォーマット PDF 種類

レポート

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 948KB
要約
 世界第1位となった中国自動車市場における競争では各国メーカーがしのぎを削っており、日産が目標を達成するプロセスは楽ではないだろう。東風日産は、現在第4位をキープしているものの、第5位の北京現代と第8位の東風起亜の韓国現代自動車グループは合計106万3316台を売っている。現代グループ全体では既に日産を追い越している上、さらに中国事業を強化する構えだ。一汽VWもこれまでは揚子江以北の「河北地区」に生産拠点を構えていたが、南部の広東省にも近く新工場を建設し、東風日産の牙城に攻勢をかけてくる。

 中国自動車市場は伸びが鈍化したといわれながら、巨大なパイを奪おうと、世界の強豪メーカーがひしめき合う「主戦場」である。だから日産は現地の生産能力を拡大し、市場の動きに俊敏に対応する体制を整えている。