コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
809KB
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要約
「100Wまでの給電をUSBケーブル上で行う」という壮大なミッションを背負う規格をご存じだろうか?
それがUSB Power Delivery(USB パワーデリバリ/以下、USB PD)である。USB Type-Cと呼ばれる次世代コネクタとセットで使うことで、100Wの給電だけでなく、DisplayPortやMHLといった通信規格もUSBケーブル上で通信できるようになる。
2015年に発売された一部のノートPCには、既にUSB PDの仕組みが入っている。この仕組みを使ってType-CケーブルでACアダプタからPC本体へ給電を行い、DisplayPortやHDMI、VGAの信号をType-Cケーブルにのせている。これから続々とUSB PDを使う製品が出てくることを考えると、2015年はまさにUSB PD元年と呼ぶのにふさわしい年になるだろう。
本稿では、USB PDが今後どのように普及していくのか、その普及の先にどんな世界が見えるのかについて解説する。さらに、USB PDを実現するために不可欠なType-CコネクタとUSB PDコントローラについても紹介する。
※本資料はEDN Japanの記事をまとめたブックレットです