コンテンツ情報
公開日 |
2015/11/04 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
954KB
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要約
日本の製造業はグローバルな競争にさらされている。そのなかで受注生産品の商談の場合、発注から納入までのリードタイムが、発注先選定のポイントになる場合が多い。
たとえばヨーロッパの顧客の商談で、日本の製造業が国内で製造するケースと、ヨーロッパのローカルベンダがヨーロッパで製造するケースを想定してみよう。設計と生産プロセスの実力が同じであると仮定すると、日本の製造業は物流リードタイム分が不利になる。従って、日本の製造業は、物流以外のほかのプロセスでリードタイムを短縮できるように努力する必要がある。つまり、日本で生産している製造業が海外のローカルベンダと対等に競争するためには、設計と製造のリードタイムの短縮を実現することが必須要件になっている。
しかし、そこで日本の製造業における「図面文化」がボトルネックになっている可能性がある。その問題点の整理と、解決策について検討する。
※本資料はMONOistの記事をまとめたブックレットです