レポート
KDDI株式会社
堅調に伸びる「無人搬送車」、製造業以外への普及は
工場などで機材搬送に利用されているAGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送車)。FA向けに堅調な成長が見込まれており、流通などにも広まる可能性を秘めている。話題の物流支援ロボットとの関係性もあわせて紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/04/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
424KB
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要約
自動車や食品・医薬品の製造ライン、病院内での機材搬送などに利用されているAGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送車)。中でもレールを敷設しないタイプのAGV はFA(Factory Automation)の分野を中心に導入が進んでおり、景気回復という背景もあり、2016年度には前年度比8.8%増の102億5700万円の市場に成長する見込みだ。
AGVは日本国内でも1980年代から製造業を中心に導入されており、いわば「枯れた」ソリューションといえるが、「無人でモノを運ぶ」という意味では近いニュアンスを持つ物流支援ロボットの市場投入も始まったことから再度の脚光を浴びている。
ここでは矢野経済研究所が発表した市場調査に加え、物流支援ロボットの動向とあわせて省力化の鍵となる無人搬送車の市場動向について解説する。