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Cognite株式会社

事例

Cognite株式会社

分断しがちな製造現場のIT/OTデータ、旭化成はどう有効活用した?

製造現場でもAIやIoTの導入が進む一方で、IT/OTデータは現場のみで管理されるケースも多く、データの分断が深刻化している。この課題を解決した旭化成は、3Dモデルや図面などプラント操業にかかわるデータを、どう有効活用しているのか。

コンテンツ情報
公開日 2022/04/22 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 567KB
要約
 就労人口減少に伴う人材不足や長年稼働を続ける設備の予兆保全など、製造業に共通する課題をAIやIoTといった先端技術によって解決しようという試みが活発化している。大手総合化学メーカーの旭化成も、こうした取り組みに本腰を入れる一社だ。

 同社は、重化学工業のDXを支援してきたCogniteをパートナーに選定してデータ活用基盤の構築に着手。効果検証のため旭化成が運用管理するプラントに導入したのが、従来現場のみで管理されていたIT/OTデータをクラウド上で統合しコンテキスト化することで、現場データの積極活用を実現するDataOpsプラットフォームだ。3Dモデルやプロセスデータ、保全履歴、図面など、プラント操業にかかわるデータを多彩な形式で扱えるようになる。さらに現場作業員もスマートフォンで現場状況の詳細把握や現場でのドキュメントの即時参照が可能になるなど、オペレーションの迅速化・高度化に必要な機能のメリットを享受できる。

 今後、少人数オペレーションの実現などさらなる有効性が確認できれば、同プラットフォームを他工場に展開することも視野に入れているという旭化成。同社の取り組みの詳細を、ぜひ本資料で確認してほしい。