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株式会社TOKAIコミュニケーションズ

事例

株式会社TOKAIコミュニケーションズ

バックアップの運用改善のためAWSへ、ノーリツがスムーズに移行できた理由は?

バックアップの運用負荷は、どの企業にとっても共通する課題といえる。その解決策として有力視されるのはクラウド、特にAWSだろう。ノーリツの取り組みから、専用回線からクラウド接続までを一挙に改善する秘策を探った。

コンテンツ情報
公開日 2023/08/31 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1MB
要約
バックアップの運用改善のためAWSへ、ノーリツがスムーズに移行できた理由は?
 給湯器メーカー大手のノーリツは、かねてバックアップデータを磁気テープに保存してきたが、課題が多かった。データバックアップに長時間を要する上、磁気テープの故障頻度の多さ、採用していた規格の製品の販売終了などに悩まされていたのだ。

 そこで同社は、Amazon Web Services(AWS)を導入し「バックアップシステムの刷新とシステムのクラウド移行」を決める。AWSが提供するストレージサービス「Amazon S3」に加え、データセンターとの接続に「AWS Direct Connect」を採用した。ただ、社内ネットワークとして利用しているWAN回線を流用するのでは、コストとネットワーク負荷が大きい。同社は、バックアップ用に新しい回線を用意することにする。

 移行プロジェクトのスケジュールから、回線の調達期間は約3カ月と限られる中、コスト・納期などから採用されたのが、あるAWSネットワーク認定パートナーによる接続サービスだった。AWSに関する豊富な知見から、接続回線にとどまらないサポートを提供してくれることも魅力だったという。本資料では、同社がバックアップ環境の改善に成功したこの取り組みを、さらに詳しく紹介していく。