企業がリスク管理やコンプライアンス対応の成熟度を高めるには、段階的なアプローチをとることが重要だ。リスク対応の最新化フレームワークでは、5つのステージに分けた取り組みを推奨している。
まずスタート地点となるのが「アドホックなプロセス」だ。リスクとコンプライアンスに対する経営層の支持を得たり、順守すべき規制やフレームワークを特定したりして、土台づくりを行う。続いて、規制やフレームワークに応じたリスク・コンプライアンス管理方法の「体系化」に取り組む。さらにリスク管理システムを用いて取り組みを「最適化」し、それを組織全体に「つなげ」、最終的にはリスク管理やコンプライアンスを日常のワークフローなどに「組み込む」ことを目指すという流れだ。
本資料では、このようなステージごとの概要と、実行すべき内容を紹介。短距離走でなくマラソンの気構えで取り組んだ方が成果が挙がる理由と、具体的な手順を学べる内容となっている。