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アイティメディア株式会社

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クラウド型CAE、設計・解析者の約50%がコスト削減、解析速度/品質向上に期待

製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」では、2017年6月に製造業における「設計・解析とクラウド」に関する調査を実施。その調査結果から、設計・解析現場におけるクラウド導入の現状やCAEツールの利用状況、CAEのクラウド化に対する期待などが明らかとなった。

コンテンツ情報
公開日 2017/12/08 フォーマット PDF 種類

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ページ数・視聴時間 26ページ ファイルサイズ 1.12MB
要約
 TechFactoryが実施した「設計・解析とクラウド」に関する調査(調査期間:2017年6月12~30日)では、製造業に従事する会員/読者を対象に、設計・解析業務でのクラウド導入・活用、関連ツールの利用状況、CAEのクラウド化(クラウド型CAE)に対する期待などについて聞いた。

 設計・解析現場におけるCAEツールの利用状況に関しては、構想設計/詳細設計/試作における品質向上といった、製品開発の初期段階での“品質の作り込み”への意識が高いことが分かった。

 その一方で、CAE活用の最大の課題として挙げられたのが「1ライセンス当たりの料金が高い」ことであり、“CAEのクラウド化”によるコスト削減への期待の大きさが浮き彫りとなった。その他、CAEのクラウド化により、解析スピードの向上、解析品質の向上への期待も寄せられた。

 設計・解析現場でのクラウド活用は、現状「まだこれから」という段階ではあるが、前述の通り、コスト削減、解析スピード/解析品質の向上といった面でのクラウドに対する期待の声も多いことから、次第にクラウド利用が浸透していくものと予想される。