ある化学メーカーは、1700万時間超の無災害記録を達成した実績を持つ。しかし同社は、「『過去に事故がなかったこと』が将来の安全を保証するものではない」と考え、安全文化のさらなる成熟を目指した。その取り組みの中心となったのが、経験頼りの管理からの脱却と、プロセス安全管理(PSM)の体系化および現場への定着だった。
同社がまず着手したのは、現場の現状と安全文化の評価だった。この評価によって改善点が明らかになり、経営層の現場に対する理解を深めた。さらに同社は、リスク封じ込めなど4つの重点施策を特定し、次のステップへ踏み出した。
本資料では、同社が安全文化の成熟を目指した取り組みを事例として紹介し、3段階(1年目:リスクマインドセット、2年目:リスクシステム、3年目:リスク思考の定着)で構成する「3年間の変革ロードマップ」の設計について解説する。また、最重要リスクの確実な封じ込めや、現場担当者100人超を対象としたコーチングの実施など、具体的な成果も確認できる。ぜひ参考にしてほしい。