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インテル株式会社

事例

インテル株式会社

ユーザー・インターフェイスと優れた機能拡張性を実現した株式会社タニタの業務用体組成計

最近では、PC やスレート端末、スマートフォンなどがデジタル・ライフスタイルの中心として定着し、多くの人が日常生活の中でこれらのデジタル機器を最大限に活用している。このような中で、個人の医療や健康維持を支えるパーソナル・ヘルスケアの分野でも、ICT(情報・通信技術)を活用する動きが本格化しつつある。

コンテンツ情報
公開日 2012/09/29 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 436KB
要約
 ICTを活用した先進的な取り組みとしてパーソナル・ヘルスケアの世界ですでに実用化されているソリューションのひとつが、株式会社タニタの手がける業務用マルチ周波数体組成計「MC-980A」である。

 従来モデルは、マイコンを搭載した独自開発のハードウェアとソフトウェアを採用していたため、開発期間やコストの兼ね合いから高機能化には限界があった。例えば、5.7インチの小型表示パネルに必要最低限の情報を表示するだけにとどまり、また測定者の情報を蓄積する機能も搭載されていなかった。これにより、測定のたびに年齢や身長といった個人情報を入力する必要があった。

 MC-980Aは、こうした数々の課題に応える次世代の業務用体組成計として登場した製品である。MC-980Aの制御部には、マイクロプロセッサーとして組込み機器向けインテル Atom プロセッサーが搭載されている。

 さらに、PCやサーバーの世界で豊富な実績を持つインテル アーキテクチャーを継承することで、PC 向けに開発されたソフトウェア資産をそのまま活用できる。実際、株式会社タニタはPC 向けのソフトウェア開発で培った資産やノウハウを生かし、MC-980Aの迅速な開発とコスト削減につなげている。