コンテンツ情報
公開日 |
2012/11/29 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
749KB
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要約
日本の多くの製造業では、CADやPLMシステムが事業部や部門別に選定され、個別最適化されてきた。そのため、1つの企業の中に、複数のCADシステムやPLMのパッケージが混在し、社内の事業部間でもCADデータや技術情報の共有がやりづらい状況になっている状況がよく見られる。
このようなことになってきた理由は、事業部や製品別に製品開発プロセスが最適化されてきたからである。製品開発部門の権限が情報システム部門よりも強いことが多く、全体最適よりも個別最適が優先されてきたことが1つの要因になっていると考えられる。
多くの企業で事業部制をとっており、各事業部の売上や収益を最大化することが、企業の売上や収益になるという考え方になっており、それに合わせてCAD・PLMシステムも個別最適化されてきた、ということが主な経緯だ。