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オートデスク株式会社

技術文書・技術解説

オートデスク株式会社

240万円のコスト削減効果を生み出す ― 作図方式の違いで生ずる作業時間の比較 ―

設計チームが作業時間を短縮するための手法を確立するにはどうすればいいのか。作業方式でどの程度の改善効果が得られるか試算した。

コンテンツ情報
公開日 2013/01/21 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 11ページ ファイルサイズ 1010KB
要約
多くのAutoCADならびにAutoCAD LTユーザは限られた一部の機能で、図面を作成している場合が多い。適切な機能を使用することで作図時間を短縮することができる。作図時間の短縮は設計コストに直結し、空いた時間は他の設計業務に使うことができる。しかし、作図手法の違いで発生するコスト削減に着目して業務改善を実施している会社は極めて少ない。
この業務改善は、個人レベルで便利な機能を取り込み効率化するという『部分最適』ではなく、『全体最適』の視点で取り組むことが必要だ。つまり、設計チームが作業時間を短縮するための手法を確立することにある。チームとして業務改善を行えば効果が大きく、安定的な効果を長期間にわたり獲得することができる。

ACPE(AutoCAD Productivity Enhancement )すなわちAutoCAD生産性向上プログラムは、AutoCAD/AutoCAD LTを使用するチームが製品の機能を十分に使いこなし、効率よく業務を実施する手法の確立を支援する活動である。本レポートは、ACPEの作業方式でどの程度の改善効果が得られるか試算することを目的としている。ACPEの作業方式と一般的なユーザが行う作業方式の違いで生ずる、AutoCAD/AutoCAD LTの図面作成作業時間の差を実測し、コスト削減効果について検証を行った。