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アイティメディア株式会社

レポート

アイティメディア株式会社

無線システムの通信距離を確保する

最新の無線通信規格を採用した機器を開発する場合、通信距離を確保するためには、送信器と受信器の末端部分に当たるRFフロントエンドの設計が重要となる。本稿では、まず、RF回路の設計に必要となる基礎知識についてまとめる。その上で、通信距離を確保するための設計上のポイントや、RFフロントエンドICの最新動向などを紹介する。

コンテンツ情報

公開日 2013/05/01 フォーマット PDF 種類 レポート
ページ数・視聴時間 15ページ ファイルサイズ 1.36MB

要約

無線システムの通信距離を確保する
 無線通信の技術が進化したことにより、その通信に用いられる高周波数(Radio Frequency:RF)の帯域は混雑の度合いを増している。免許を取得することなく利用できるISM(産業/科学/医療)帯などの存在も、こうした状況に拍車をかけている。

  現在は、より多くの種類の無線通信波が同じ帯域を共有するようになった。そのため、通信時における干渉の問題が発生しないように、スペクトル拡散型プロトコルの採用が広がっている。また、FHSS(周波数ホッピングスペクトル拡散)やDSSS(直接シーケンススペクトル拡散)など、複数の無線通信波を同じ周波数で共有できるようにする通信方式も広まっている。しかし、これらの技術を活用したとしても、無線通信間における干渉は発生する。そして、干渉の影響は通信距離の低下となって現れる。

 ある程度の数の無線通信が同じ周波数帯域を共有するようになると、確実に無線通信を行えるチャンネルの数が減少するので、どうしても通信距離が短くなってしまうのだ。

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