Maximのリファレンスデザインは、回路図はもちろん、基板レイアウト、ソフトウェア、試験データ、評価ボードなど設計に必要な情報が一つのパッケージになっており、最終製品にそのまま利用することも可能なので設計者から高い評価を得ている。リファレンスデザインを利用するメリットは、お客様の製品設計を迅速かつ確実にすることで、time-to-marketの短縮とコスト削減が可能になる点である。しかしながら、評価ボードと測定機を用いた実物の評価は必須で、そのための時間と労力は少なくない。これに対しMaximは、リファレンスデザインの利便性をさらに高めるため、評価にかかる時間とコストを短縮する目的で評価キットを開発した。
16bit 4ch絶縁型アナログフロントエンド(AFE)のリファレンスデザインSanta Fe(サンタフェ)用のEasy AFE評価キットには、Santa Feの評価ボード、16bit DAC信号発生用ボード、USB-Pmod変換ボード、接続ケーブル、計測用ソフトウェア一式が同梱されており、PCにUSB接続するだけで他の測定器を必要とせず、すぐに評価を始めることができる。