コンテンツ情報
公開日 |
2015/03/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
16ページ |
ファイルサイズ |
1020KB
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要約
CAEにおける PCクラスタの活用がいま注目されている。近年、HPC(High Performance Computing:高性能計算)を使ったCAEが一般企業の製品開発に導入されるケースが増えているが、その普及の立役者が PCクラスタなのだ。HPC の世界をより身近にし、CAEによる設計効率化を強く後押しする PCクラスタとは、いったいどういうものなのか。
PCクラスタはその名のとおり、複数のコンピュータ(PC、PC サーバ)をブドウの房(クラスタ)のようにネットワークで接続したもの。CAE における PC クラスタは、解析計算を高速に行うために複数の PC サーバで並列処理させるシステムのことだ。
高性能な PC サーバを高速ネットワークで複数接続し、大量の演算処理をそれぞれの上で分散・並列処理することによって、システム全体としてはスパコン(スーパーコンピュータ)並みの高性能を発揮し、さらにスパコンよりもはるかに安価で実現できる。