技術文書・技術解説
アイティメディア株式会社
既存の白色LEDにある3つの課題を解決してコスト半減、明るさを10%向上した東レ
コンテンツ情報
公開日 |
2015/08/10 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
831KB
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要約
東レは、白色LEDの材料コストと製造プロセスの改善を合わせてコストの半減を目指す「白色LED用蛍光体シート」を開発、2015年1月から販売を開始した。
出力1~5WのLEDチップを用いたいわゆるハイパワー照明や自動車のヘッドランプ用LEDに適する蛍光体シートで、このシートを採用することで、消費電力を変えずに明るさを10%以上向上できるという。
白色LEDの開発課題として同社が挙げるのは3点だ。第1にLEDの消費電力を据え置いたまま、光の量(輝度)を増やすこと。第2に光の品質を高めること、第3に高価な材料の使用量を減らすことだ。これらの課題を解決するために、白色LEDを構成する部品のうち、蛍光体の配置を変えた。
※本資料はスマートジャパンの記事をまとめたブックレットです