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日本シノプシス合同会社

技術文書・技術解説

日本シノプシス合同会社

USB Type-Cの実装に関する3つの課題とその対処

最新のUSB Type-C(tm)規格では、今後の15年間を見据えて高い拡張性、堅牢性、使いやすさを備えた新コネクタが定義されています。2014年の仕様発表からわずか数ヶ月で複数の製品が登場しており、これまでのUSB規格の中で最も急速に採用が広がっています。USB Type-Cをネイティブにサポートした製品およびSoCの設計における課題と解決方法について、シノプシスがご提案します。

コンテンツ情報
公開日 2016/05/01 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 848KB
要約
 現在、多くの設計者がUSB Type-Cをサポートした製品およびシステム・オン・チップ(SoC)の開発を急いでいます。本稿では、USB Type-Cをネイティブにサポートした製品およびSoCの設計における次の3つの課題についてご説明し、その解決方法をご提案します。

▶ 課題1:表裏どちら向きにも挿入できるUSB Type-Cコネクタでは2つのSuperSpeed
 データパスをサポートする必要がある。
▶ 課題2:製品ごとに異なるさまざまなUSB Type-Cハードウェアをサポート
 できるようにSoCとシステム・デザインを分割する必要がある。
 設計者は仕様をよく読んで高精度アナログ回路および高電圧/大電流スイッチに
 関する要求事項を理解する必要がある。
▶ 課題3:USB Type-C管理ソフトウェアの分割がある。