スマートフォン技術の向上により不揮発性メモリ(NVM)への要求が高まり、IoTによってNVMのアプリケーション領域が拡張し続けている。現在はフラッシュメモリがストレージデバイスの主流だが、ReRAM、PRAMなどの次世代のNVMに関する広範囲の研究が進行中で、速度、性能、消費電力、信頼性、コストの改善を通して、省電力ストレージ、ストレージ・クラス・メモリ、従来の揮発性メモリに代わるものを使用したアプリケーションの拡大が見込まれている。
Keysight CX3300 デバイス電流波形アナライザは、独自の超広帯域低電流センサテクノロジーを備えており、手動で調整しながら迅速に、高速(μs未満)な低電流波形(μA未満)を表示できる。これらは、デバイス動作とそのインピーダンス変化のメカニズムを調査するために必要な機能である。
本アプリケーションノートでは、現在のIoT機器開発などにおける測定に関する課題/問題を踏まえながら、NVMデバイスのメリット、および測定のヒントをご紹介する。