コンテンツ情報
公開日 |
2016/08/10 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
1.4MB
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要約
電源やI/O から侵入して機器の故障を招くサージ(一過性の過大電圧)として、ESD(静電気放電)は全ての機器に共通の課題であるが、半導体製品の微細化が進むにつれて、ESDが原因の故障が増えてきている。また、人体の周辺で多く発生するために、携帯機器では特に大きな問題となる。ESDやその他のサージから機器を守るには、半導体製品を保護するプロテクションデバイスとして、TVS(Transient Voltage Suppressor)製品を効果的に使用して、システム・レベルで対策を行うことが重要である。
インフィニオンのTVS 製品は、携帯機器における小型化、部品点数削減、コスト低減の要求に応えるため、リードレスで半導体のダイに直接電極を付けたCSP(Chip Scale Package)を採用。CSPはリードフレームとボンディングワイヤがないため最も小型化が可能で、配線の寄生インダクタンスによる性能低下もない。また、金型やボンディング工程も不要なため製造コストも低いなどの特徴がある。