コンテンツ情報
公開日 |
2016/08/22 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9 |
ファイルサイズ |
1.12MB
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要約
ユーブロックスはNEO-M8Pの導入により、RTK(リアルタイム・キネマティック)技術を用いてセンチメートル級のGNSS測位精度をマスマーケット向けアプリケーションに組み込むための基礎を築いた。手頃な価格のセンチメートル級のGNSSモジュールを導入することで、測量などの高コストなアプリケーションだけで可能であったレベルの精度をアプリケーションに組み込むことができるようになった。
センチメートル級のGNSS測位精度を達成しようと試みるあらゆるシステムで、GNSSアンテナが重要な役割を果たす。
最高の性能を提供するには優れたマルチパス低減特性が重要で、既存の高精度測位技術は測量用GNSSアンテナを使用している。しかし、無人航空機(UAV)やロボット芝刈機などのマスマーケット向けアプリケーションの場合、そのような高性能アンテナではコストが高くなりすぎる。
本稿では、マスマーケット向けの製造業者に対し、安定したセンチメートル級の性能を達成するために克服する必要のある、アンテナ設計の課題に光を当てる。