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アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書

アナログ・デバイセズ株式会社

IoT時代の過酷な産業環境下での性能・信頼性を向上させる絶縁方法とは? 課題を解決するLVDSデジタル・アイソレータ

IoT時代を迎え、あらゆる場所で計測や制御が行われるようになっている。安全性や機能の確保のため従来は外部インターフェースにガルバニック絶縁が施されてきたが、より高速、高精度にデータを計測、制御するには従来とは異なる絶縁方法が必要になってきた。

コンテンツ情報
公開日 2016/08/22 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 775KB
要約
IoT時代の過酷な産業環境下での性能・信頼性を向上させる絶縁方法とは? 課題を解決するLVDSデジタル・アイソレータ
 従来の外部インターフェースはそれほど高速ではなかったため、フォトカプラで絶縁可能だった。その後、絶縁機能とI/O機能が統合され、インターフェースの安全性や性能、信頼性も向上したデジタル・アイソレータが使われるようになった。

 あらゆる場所で計測や制御が行われ、従来をはるかに上回る速度や精度が求められるようになった昨今、広く使われ始めたのがLVDS(Low Voltage Differential Signaling)という高速インターフェース。高速データ伝送や長距離データ伝送が可能な上、EMI(Electro-Magnetic Interference電磁波干渉)を低く抑えられるもので、高性能のコンバータ、高帯域幅のFPGAやASICのI/Oとして使われている。このLVDSインターフェースに絶縁機能を追加すれば、データ量の多い高速・高精度機器や制御機器のシグナルチェーンを絶縁できるようになる。

 本稿では、各種絶縁方式の特長を比較した上で、課題を解決するソリューションとして最大データ・スループット・レートが600Mbps、70psの超低ジッタを実現したLVDSデジタル・アイソレータを紹介する。