技術文書
日本シノプシス合同会社
LPDDR4の性能と消費電力を最適化するマルチチャネル・アーキテクチャ
LPDDR4はモバイル・アプリケーション向けDDR SDRAMの最新規格で、スマートフォンを始めタブレットや薄型軽量ノートPCなど、DRAMをマザーボードに直接はんだ付けしたメモリーダウン構成の機器に採用が広がっています。LPDDR4は小型・薄型パッケージで圧倒的な帯域幅を実現しており、新機能の追加とアーキテクチャの大幅な刷新により、LPDDR2、LPDDR3からさらなる発展を遂げています。
コンテンツ情報
公開日 |
2016/09/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
16ページ |
ファイルサイズ |
1.99MB
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要約
本稿では、従来のJEDEC DRAM仕様とLPDDR4の違いに焦点を当てながら、以下の内容について説明します。
・LPDDR4が選ばれる理由
・LPDDR4アーキテクチャの特長
・LPDDR4の最適なチャネル構成
・マルチチャネル接続で2ダイおよび4ダイ・パッケージを扱う方法
・SoC分割によるチャネル共有の利点
・消費電力を最小化するためのチャネル最適化方法