技術文書
日本シノプシス合同会社
IP統合とソフトウェア開発への取り組みによるSoC開発期間の短縮
今日の半導体企業は、SoCプロジェクトのコストの急増、そして顧客のニーズを満たす総合的なソリューションの提供の必要性という2つの基本的な課題に直面しています。本稿では、これらの課題について掘り下げていきます。サードパーティ製IPの使用について述べるとともに、IPのドライバ・ソフトウェアの開発に関連する問題も取り上げます。
コンテンツ情報
公開日 |
2016/10/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
1010KB
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要約
サードパーティ製IPの使用について論じていきますが、今日ではSoCの複雑性により、単に高品質なIPを用意しただけでは開発期間の短縮は望めなくなっている点についても言及します。また、あらゆるSoC設計に対応する下記の5つの主要な開発ステップについて概観し、IPベンダによるそれぞれのステップの短縮の見込みについて考察します。
ステップ1: 最初のプロトタイプに着手
ステップ2: 最高の性能を発揮するIPコンフィギュレーションを探求
ステップ3: ドライバとファームウェアを開発(プロセスのシフトレフト)
ステップ4: IPをSoCに統合
ステップ5: ドライバとファームウェアをSoCソフトウェア・スタックに統合