技術文書・技術解説
アイティメディア株式会社
いまさら聞けない 電気料金の仕組み 【その3】~小規模ビルの契約メニュー~
オフィスや学校など、電力使用量がそれほど多くない場合、基本料金の決め方が複雑になっている。小規模ビルで契約電力が500kW未満になると、毎月の使用量の最大値によって1年間の基本料金が変わってくる。しかも30分単位の最大値が適用されてしまうので注意が必要だ。
コンテンツ情報
公開日 |
2016/11/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
1.09MB
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要約
企業・自治体が電力会社と契約しているメニューは「高圧」が一般的だ。オフィスで使う照明や空調機器、PCやエレベーターなどに電力を分配するため、家庭よりも高い6000Vの電圧で供給されている。
高圧は、契約電力500kW未満の「高圧小口」でも、500kW以上の「高圧大口」でも単価は同じだが、基本料金のベースになる契約電力の決め方に違いがある。
高圧小口の場合は「実量制」で契約電力を設定し、実際に使った量で契約電力を決めることになるのだが、その算定方法が簡単ではない……。この仕組みを理解しておかないと、高い基本料金を払い続けなくてはならなくなる。