ESD(Electro-Static Discharge:静電気放電)とは電子機器に障害を与えるノイズのひとつであり、帯電した人やモノが接触するすべての場所で発生する。これらESDから電子機器を守るためには、ESDの抑制・除去機能を持つESD保護デバイスを設置する必要がある。
一般的に使用されているESD保護デバイスは大きく分けてセラミックベースと半導体ベースがあり、これらは異なる動作原理で機能している。村田製作所はセラミックベースと半導体ベースの両方のESD保護デバイスを提供しており、使用する場所・用途に合わせて製品の提案を行っている。
本資料ではノイズ対策の基礎知識として、ESDとは何なのか、また、ESD保護デバイスとはどういうものか、その機能や種類について説明している。さらに、村田製作所が提供するESD保護デバイスの特徴や選び方を紹介する。