USBは、Type-C(TM)コネクタとUSB Power
Delivery規格により、利便性をさらに向上している。これまで多くの機器のコネクタを統一し、さらにはケーブル一本で実現できることを増やし、世界を変えようとしている。
一方で、粗悪品によって引き起こされる懸念もある。取り扱いによる破壊は、啓蒙活動によって対応できるとしても、粗悪品が引き起こす発火、破裂は、粗悪品をユーザーが外見で判別するのは難しい。
この対策として、規格化されたのが機器間認証である。機器間認証により、接続されている機器(含むケーブル)を信用できなければ、USB-PDを無効にして、使わないというのが安全性向上の一つとして考えられる。
本資料では、USB Power Delivery規格tとType-Cについて改めて整理しながら、USB業界のリーディング企業であるルネサスからの提案を紹介する。