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キーサイト・テクノロジー株式会社

技術文書・技術解説

キーサイト・テクノロジー株式会社

校正に影響を与える6つの要素 - 校正の成果物と価値のばらつきについて

校正サービスのサプライヤの選定は、非常に簡単なことだと思われている。なぜなら、校正という作業自体には大きな差はなく、どのサービスやサプライヤを選択しても類似したサービスが提供されるはずだからである。ところが、実際にはそうではない。

コンテンツ情報
公開日 2017/04/20 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 258KB
要約
校正に影響を与える6つの要素 - 校正の成果物と価値のばらつきについて
校正サービスのばらつきを明確に示し、技術的なスキルがない担当者でも校正の重要性を理解できるように、本書では校正の有効性やサービスが直接的/間接的コストに与える影響を6つの側面から説明する。本書では、以下の側面について解説する。

1. テストの範囲(パラメータの数、パラメータあたりのテストポイントの数)
2. 提供される情報(提供されるデータ、調整前後のデータ)
3. 測定の不確かさ(テストの品質指標)
4. 周期(校正が必要になる頻度、変更は可能か)
5. スピード(測定器がない状態が続く期間)
6. パッケージ(料金パッケージやサービスパッケージ、付属サービス)

校正のコストと品質に影響を与える要素は6つある。7番目の要素である料金のみで判断するのではなく、十分な情報に基づいて意思決定を行ってほしい。あらゆる製品やサービスの購入に当てはまることだが、サービスには値段に見合った価値がある。サービスの内容とそれが業務に及ぼす影響を理解し、感覚ではなく科学に基づいた意思決定を行ってほしい。