技術文書・技術解説
KDDI株式会社
中小企業こそ「顔の見える企業」になるべき、「感性に訴える電子部品」に取り組む挑戦
日々競争にさらされる中小企業。生き残るための競争力強化にはさまざまな方法がある。「価格を下げ、品質を上げる」こそ王道と思われるが、差別化はその王道以外にも方法が存在する。価格と性能だけではなく、「感性に訴える電子部品づくり」を開始したあるメーカーの挑戦を紹介し、中小企業生き残りのヒントとして提示する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/05/26 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
618KB
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要約
技術があればそれだけで戦える。自信がある企業であればあるほどその考えに陥りがちであるが、現実はそう甘くない。巨大企業がしのぎを削るエレクトロニクス業界であっても状況は同じであり、ARMはソフトバンクに買収されることで非上場化を選択し、ルネサスエレクトロニクスは自動車と産業機器にフォーカスするなど、さまざまな手段で競争力の強化を狙っている。
その競争力強化には多彩な方法がある。生産部品に社名を入れないなど裏方に徹してきた老舗の電子部品メーカー、ロームは競争力強化のため「感性に訴える電子部品」を送り出すことで、「顔が見える企業」への転換、ひいては競争力の強化を図ろうとしている。