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KDDI株式会社

技術文書・技術解説

KDDI株式会社

「先端IT活用に消極的」はホントなの?――国内製造業の今

近年の市場調査レポートなどを見てみると、多くの場合、日本企業は“IoTに慎重な姿勢を見せている”だとか、“クラウド、データ利活用の意識が低い”といった指摘を受けている。しかし、最先端のICTの活用なくして厳しいグローバル競争に勝ち残ることは困難といえる。国内企業における先端IT利用の実態をひもとく!

コンテンツ情報
公開日 2017/09/01 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 694KB
要約
 日本企業は、最先端のIT/ICT活用に慎重かつ消極的な傾向にあるという。例えば、ガートナーによる日本企業のクラウドコンピューティングへの取り組みに関する調査では、2016年の日本におけるクラウドコンピューティングの全体の採用率は、前年比微増の採用率であり、採用スピードは“かなり緩やか”なものだと指摘する。

 実際、「クラウドコンピューティング」というキーワードが世の中に登場した2006年以降、多くの日本企業が「どのクラウドを選んだらよいか」「コストはどうなるか」「どの業務システムをクラウドに移行できるか」「セキュリティは大丈夫か」といった、“基本の確認”フェーズの議論を続けている状況にあると同社アナリストは分析する。

 「デジタル化」や「IoT」、そしてそれらを推進していく上で欠かせない「ビッグデータ」活用を題材に、複数の調査レポートを参考にしながら国内企業/製造業における先端IT活用の実態を紹介する。