プレミアムコンテンツ
アイティメディア株式会社
「MIPSの終わり」を告げるAppleの通告
AppleによるImaginationへのIP利用停止宣言は、1981年に産声を上げた「MIPSアーキテクチャ」の終わりを告げるものとなる可能性を秘めている。MIPSの歴史をひもときながら、その行く末を考察する。
コンテンツ情報
公開日 |
2018/04/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
490KB
|
要約
AppleのiPhoneやiPadなどのグラフィックスには長らく、Imagination TechnologiesのIP(Intellectual Property)が利用されてきた。しかし、2017年4月にAppleがImagination Technologiesに対してIPの利用中止を通達すると、経営悪化を懸念したImagination TechnologiesはMIPS部門などの切り離しを決定する。
加えて、それだけでは生き残れないと判断したのか、2017年6月には全社売却の決断をしたと報じられている。その行方は2017年9月下旬時点で明らかになっていないが、Appleの宣言に端を発して切り離されたMIPSは「アーキテクチャの終わり」を迎える可能性がある。ここではそのMIPSについて触れてみたい。