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東芝デバイス&ストレージ株式会社

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東芝デバイス&ストレージ株式会社

音声認識デバイスを軽量実装する「冴えたやり方」

音声認識インタフェースは家電や住設機器にも普及の兆しを見せているが、その処理は軽いものではなく、従来のマイコンでは力不足である。しかし、IoT機器での利用を念頭にしたアプリケーションプロセッサであれば話は別だ。

コンテンツ情報
公開日 2017/10/13 フォーマット URL 種類

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ページ数・視聴時間 2分 ファイルサイズ -
要約
 IoTの普及はユーザーが接する機器の高機能化を招いた。通信機能が搭載されて液晶画面はタッチパネルとなり、音声認識の採用も珍しくはなくなっているが、従来のマイコンでは処理能力が足りないことも顕在化してきた。

 東芝 ストレージ&デバイスソリューション社が投入しているアプリケーションプロセッサ“ApP Liteファミリー”「TZ2100」はArm(R) Cortex(R)-A9を中核とした、IoT機器をはじめとしたリッチな処理能力を必要とするデバイス向けの製品。豊富なインタフェースで多種多彩な用途に対応可能であり、音声合成ミドルウェア「ToSpeak」などの組み合わせはHMI機器での利用にも適する。

 ここではTZ2100を利用した、スタンドアロン動作する音声認識デバイスの実装例を紹介する。登録された単語を認識して画面が切り替わり、デバイス側からの発声もある重量級の処理であるが、マイコンで全てをまかなっているとは思えない程の動作速度でキビキビと動く。IoTを加速させるApP Liteファミリーの威力の一端を見て欲しい。