プレミアムコンテンツ
アイティメディア株式会社
なぜMIPS「龍芯」がありながら、中国はImaginationに関心を寄せるのか
コンテンツ情報
公開日 |
2018/04/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
445KB
|
要約
2017年4月にAppleがImaginationに対して通告したIP利用中止を受け、最終的にImaginationが下した判断は自身を中国資本の投資ファンド「Canyon Bridge Capital Partners」に売却し、MIPS事業は米資本の投資ファンド「Tallwood Venure Capital」に売却することだった。
この判断は業界で話題を呼んだ。MIPS部門は米資本のTallwoodによって買収されたものの、Canyonは中国政府からの資金提供が判明してLattice Semiconductorの買収に失敗したファンドであり、Imaginationの買収劇も「中国によるMIPSコアの入手」という見方で報じられている。
この見方はあくまでも推測の域を出ないが、複数の中国メーカーがMIPSを利用していることは事実であるし、中国政府もMIPSアーキテクチャに執心していると伝えられる。ただ、いまひとつ不明瞭なことは、MIPS64に関して中国は既に「Loongson」(龍芯)シリーズを保有していることだ。この疑問について、龍芯のアーキテクチャから推測する。
※本資料はTechFactoryの記事『中華MIPS「龍芯」のアーキテクチャから推理する、MIPS買収の「理由」』を再編集したものです。