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アイティメディア株式会社

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組み込みソフトウェア品質の「特異性」と付き合い方

ソフトウェアが無形のモノである以上、その「品質」も推して知るべしである。まずは「ソフトウェアとは何者か」を考察した上で、組み込みソフトウェアの「品質」について考えてゆきたい。

コンテンツ情報
公開日 2017/11/15 フォーマット PDF 種類

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ページ数・視聴時間 12ページ ファイルサイズ 940KB
要約
 組み込みソフトウェアにおける「品質」とは、一体、何だろうか。

 ソフトウェアは単純なモノ(物質)ではないために、画面や紙にプログラムを転写させることでのみ、やっとその存在を確認できる。そして、そのソフトウェアはプログラムとデータから作られ、プログラムはハードウェア(コンピュータ)に対する何らかの羅列である。

 実行させるコンピュータが必要なことから、「品質」とはソフトウェアとプログラム、アルゴリズム、データ、コンピュータのそれぞれに対して評価できるものであり、同時に、全てを含んだ状態でも「ソフトウェアシステムの品質」として評価できる。

 ここではソフトウェアの品質について、JIS X 0129-1:2003やJIS X 25010:2013などを参考としながら、組み込みソフトウェア品質の「特異性」とその特異性との付き合い方を考えていく。

※本資料はTechFactoryの記事『組み込みソフトウェア品質の「特異性」と付き合い方』を再編集したものです。