技術文書・技術解説
レッドハット株式会社
OpenStackのスケーラビリティを左右する、ネットワークの課題
コンテンツ情報
公開日 |
2017/11/22 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
257KB
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要約
プライベートクラウド構築ソフトウェア「OpenStack」のネットワーク機能は急速に進化している。新しいスイッチやオプションが次々に登場しており、例えばOpenStackのコアネットワークコンポーネントである「Neutron」は進化し続けている。
一方で、OpenStackのスケーラビリティ問題の一因は、ネットワークにあるようだ。Neutronは最大30程度のノードへのスケーリングにしか対応していない。これに対し、競合するパブリッククラウドサービスでは、既に数万台のサーバで数百万台の仮想マシン(VM)が稼働している。こうしたスケーラビリティの低さが、OpenStackを検討する企業が導入に二の足を踏む要因となってきた。
OpenStackのスケーラビリティを高めることは一筋縄ではいかない。このコンテンツでは中心的なコンポーネントであるNeutronと「Dragonflow」の役割を解説するとともに、OpenStackのスケーラビリティ問題をどうすれば克服できるのかを取り上げる。