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SAS Institute Japan株式会社

レポート

SAS Institute Japan株式会社

顧客に最適なプランを通話中に生成――提案の受け入れを10倍にした分析手法とは

IoTデバイスの普及などにより、企業が収集可能なデータはさらに巨大なものになっている。しかし、データの分析に時間がかかれば、ビジネス環境の変化には追い付けない。そこで脚光を浴びているのが「ストリーミングアナリティクス」だ。

コンテンツ情報
公開日 2017/11/28 フォーマット PDF 種類

レポート

ページ数・視聴時間 13ページ ファイルサイズ 869KB
要約
 IoTの普及によりデータの生成量が飛躍的に増加しているが、分析に時間がかかればデータの“鮮度”が失われてしまう。そこで、データから迅速に洞察を導き出す新たなアプローチ「ストリーミングアナリティクス」が注目されている。データを生成時・伝送時にリアルタイムで分析しようというのだ。

 その活用範囲は広い。例えば、大手通信企業は、顧客との通話中に電話の使用状況などの顧客データを取得し、分析することで、個人に合わせたプランをリアルタイムで生成している。通話中でも精度の高いパーソナライズが可能となったことで、提案プランの受け入れは10倍に増加したという。

 また、詐欺犯罪やサイバー攻撃の急増に直面した大手銀行では不正検知に、この新技術を導入。ストリーミングデータから収集された情報がリアルタイム検出機能に迅速に組み込まれるので、変化し続ける不正行為に対処可能になったという。多様な分野に広がる「ストリーミングアナリティクス」の効果を、詳しく見ていこう。