技術文書
株式会社日立ソリューションズ東日本
エッジコンピューティングによる予測機能が生む、生産現場の付加価値とは
IoTが持つネットワークへの圧迫や分析のタイムラグという課題を、エッジコンピューティングが解消したことで、生産現場は大きく変わろうとしている。中でも注目すべき技術がエッジコンピューティングを利用した予測機能だ。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/12/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
629KB
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要約
急速に普及するIoTが生産現場を大きく変えようとしている。従来のIoTには、膨大なデータを伝送するためのネットワークの圧迫や、データから判断を下す際のタイムラグという課題もあったが、IoTの進化形といえるエッジコンピューティングの登場がそれらのボトルネックを解消した。
データに基づくリアルタイムの判断やネットワーク負荷の軽減という課題解消に加え、導入の低コスト化やセキュリティリスクの軽減など、工場にとって大きなメリットが期待できる。さらに今までにないメリットを得られるのが装置メーカーだ。故障を予知してメンテナンスの必要性を示唆したり、定期メンテナンスまでの応急処置なども実施したりといった付加価値を高めるサービスが今までより簡単に実現できるようになる。
本コンテンツでは、エッジコンピューティングを活用した予測機能によって生み出せる価値を、2例のケーススタディーとともに紹介する。現場で自律的な分析・判断までを可能にするエッジアナリティクスのメリットは大きく、高品質・高稼働率が追求されるグローバルレベルでの競争を勝ち抜くための必須条件となりそうだ。