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電子部品の筋肉「パワー半導体」の基礎知識
半導体分野の中でも、地味な存在と思われがちなパワー半導体。「パワー半導体って聞いたことはあるけど、よく分からない」という方も多いはず。でも、実は世の中の省エネ化の鍵を握る重要なデバイスなのです。パワー半導体の役割や働き、その種類などパワー半導体の「基礎の基礎」を紹介します。
コンテンツ情報
公開日 |
2018/04/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
429KB
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要約
「半導体デバイス」と聞くとCPUやメモリを思い浮かべてしまい、「パワー半導体」と聞いても、何となくCPUやメモリと似たデバイスと思いがちですが、同じ半導体材料を使用するものの、その役割は大きく異なります。
パワー半導体は名前の通り「大きな電力」を扱える半導体デバイスで、洗濯機のような力を必要とするモーターへの電力供給を行うことすらあります。もちろん、CPUやメモリを動かすための小さな電力を供給する場合もありますが、大電力を扱うために大きさのバリエーションは豊富であり、大きなものでは弁当箱サイズにもなります。また、その特性から用いられる領域も力強さが求められる産業機器分野が主となります。
ここではパワー半導体の果たす「4つの役割」を説明するとともに、その種類と提供形態、開発検討が進められている新素材に渡るまで「パワー半導体の基礎」を解説します。