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東芝デバイス&ストレージ株式会社

製品資料

東芝デバイス&ストレージ株式会社

ドローンの安全な長時間飛行と省電力を実現するモータ駆動モジュール

ドローンは目覚ましい普及の一方で、内部の技術的な問題のために何度となく墜落事故が発生していることが課題だ。こうした状況を打開する鍵となるのがプロペラを制御するESCモジュールの改良である。最新の製品は一体何が違うのか。

コンテンツ情報
公開日 2017/12/14 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.66MB
要約
 一般的なドローンは、メインコントローラーで計算されたプロペラの回転数を、各プロペラを制御するESC(Electric Speed Controller)モジュールに伝えることで機体を制御している。しかしメインコントローラーからESCモジュールへの通信は一方通行のため、もしESCモジュールに問題が発生してもその情報はメインコントローラーに伝えられず対処ができない。そのため最悪の場合は機体が制御できず事故に至ってしまうのである。

 こうした技術的な理由もあり、ドローンの墜落事故は何度となく発生し、「危険」というイメージを持つ人さえいる。しかし裏を返せば信頼性の高いESCモジュールがあればこの問題は解決につながる。

 本ホワイトペーパーで紹介するのは、CAN通信による双方向通信でメインコントローラーとのリアルタイムな情報通信を可能にしたESCモジュールである。電流、温度、電圧などの情報をメインコントローラーへ送信することで異常に対処し、安心・安全な長時間飛行を可能にする。また、メインコントローラーへの負荷を軽減することで、消費電力も抑えられるとあって、ドローン開発に非常に有効と期待されている。