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リチウムイオン電池/センサの電気化学測定

バッテリー、キャパシタ、エネルギー蓄積デバイス、光電池、腐食、水素電池、電気化学センサなどのエネルギー関連の投資が増加しています。最適なデバイスのデザインできるかどうかは、マクロ的な作用の源である分子電気化学プロセスの研究にかかっています。

コンテンツ情報
公開日 2018/01/25 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 11ページ ファイルサイズ 1.83MB
要約
リチウムイオン電池/センサの電気化学測定
 ソース/メジャー・ユニットは電気化学測定に使用されています。このような測定に広く用いられる手法として、サイクリックボルタンメトリー(C-V)およびクロノアンペロメトリーと呼ばれるものがあります。これらの測定は、作用電極、基準電極、カウンター電極で構成される3電極システムをベースにしたものです。C-V測定では電圧を掃引して、それに対応する酸化還元反応の電流を測定します。
 
 酸化/還元のピークの電圧/電流は、検査対象溶液の濃度(ネルンストの式)と反応拡散特性(フィックの法則)によって決まる値によって測定されます。クロノアンペロメトリーでは、一定の電圧を印加して、酸化還元反応の電流の時間変化を測定します。このアプリケーションノートでは、基準電極としてTiO2を用いたリチウムイオン電池と、ポリマー修飾電極を用いたグルコースセンサを含む、2種類の電気化学システムを測定しています。