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みずほ情報総研株式会社

技術文書

みずほ情報総研株式会社

モデルベース開発の活用をもう一歩進めるために

モデルベース開発の活用を広げるために“鍵”となるマルチフィジックスシミュレーション。このマルチフィジックスシミュレーションにはさまざまな課題・困難があり、それらを理解した上で活用を検討する必要がある。

コンテンツ情報
公開日 2018/03/27 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 942KB
要約
 近年、設計・開発現場でテーマが多様化する中で、開発コストの低減や開発リードタイムの短縮は喫緊の課題となっており、これらを解決する手段の1つとしてモデルベース開発(MBD)が推進されている。

 MBDとは、対象の機能を一意的に解釈できるように図示したモデルを仕様書とした開発である。このモデルやシミュレーション機能を用いることによって仕様の理解が容易になるとともに、開発メンバ間で精度の高い意思疎通ができるようになる。最近では製品に対する品質要求が高まる中、単純な物理法則では説明ができない非線形な入出力挙動を示す部品に対してもMBDを適用する動きが出てきているが、ここで“鍵”となるのがマルチフィジックスシミュレーションである。

 本コンテンツでは、この“鍵”となるマルチフィジックスシミュレーションを活用する上で重要となる課題を紹介するとともに、その課題を解決するための手段として、「実測との連携」やモデルリダクションをスムーズに実現するための「ハイブリッドモデル」について解説する。