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アイティメディア株式会社
組み込みソフトの品質確保、取り組み多彩ながら「スキル低下」など課題も多く
コンテンツ情報
公開日 |
2018/04/02 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
24ページ |
ファイルサイズ |
1.43MB
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要約
TechFactoryは2017年5月、製造業における「IoT時代の組み込みソフトウェア品質」に関する調査を実施した。品質向上を狙ったさまざまな施策が行われているものの、「現場に試作が追い付いていない」などの現状も明らかとなった。
概要文 製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」では2017年5月に、製造業の設計・開発に携わる読者を対象に、「組み込みソフトウェアの品質」に関する利用動向調査を実施した。
組み込みソフトウェアの品質については、各社にて工程標準化や部門間コミュニケーション、教育体制の構築などの施策がとられているが、アンケートにて課題を挙げてもらうと「納期が短い」といった外的要因に加えて、「技術者のスキル低下」「部門間のコミュニケーション不足」を指摘する声も挙がり、現場に施策が追い付いついていない様子が浮き彫りとなった。
また何らかのツールで品質の確保を行うという考えは広く浸透しているが、組み込み開発という特性から「一般化されているツールでは、効果が分からない」といった意見も寄せられ、組み込みソフトウェアにおける品質確保の難しさが改めて浮き彫りになった。このほかにもアンケートではIoTセキュリティの実装状況や今後の品質保持計画についても尋ねている。