デジタル体験がビジネスに与える影響を見える化して予測や改善に貢献する

　エンドユーザーに対していかに魅力的なデジタルエクスペリエンスを提供するかがビジネスで成功していくカギだが、その実現は容易でないことも全ての企業が知っている。

　解決しなければならない課題の1つが利用環境の最適化だ。ECサイトがわずか1秒減速するだけで年間約16億ドルの損失につながるという試算もあり、さまざまなデバイス／ネットワーク環境において遅延や混乱が生じないようなエクスペリエンスを生み出すことが課題となる。2つ目は非効率をもたらすITサイロ化の解消。部門によってツールや環境が異なっているとトラブルの対処に不具合が生じ、デジタルエクスペリエンス開発にも良い影響を与えられない。このほか、ビジネスへの影響を明確に判断するための指標とインサイトも必要になる。

　そこで求められるのが、エンドユーザーのデジタルエクスペリエンスを管理できる統合ソリューションだ。アプリやツール、サービスなどのパフォーマンスを測定・分析し、デジタルエクスペリエンスがビジネスに及ぼす営業を見える化。解決すべき問題を浮上させ、迅速かつ的確な対応を可能とすることで、生産性やユーザー満足度の予測・改善に貢献する。