業界特化型 技術・製品情報サイト
  • MONOist
  • EE Times Japan
  • EDN Japan
  • スマートジャパン
  • BUILT

オスラム オプトセミコンダクターズ ジャパン株式会社

製品資料

オスラム オプトセミコンダクターズ ジャパン株式会社

「植物育成向けLED」の基礎 ~植物が好きな色は? 光の特性や効率~

植物は特定の赤色と青色を照射することでよく育つ。光合成および光形態形成に有効な吸収スペクトルと植物育成に必要な光の特性や効率について説明し、最適なオスラム オプトセミコンダクターズの植物育成向けLEDを紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2018/06/01 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 17ページ ファイルサイズ 1.87MB
要約
 植物の育成過程においてはさまざまな波長の光が必要とされている。光合成にはクロロフィル(葉緑素)という色素が関わっており、ハイパーレッド(660nm付近)の赤色光とディープブルー(450nm付近)の青色光の2つのピークがある吸収スペクトルをもっており、これらの波長が光合成に特に有効とされている。

 また、その他に重要な光形態形成があり、フィトクロームという色素の働きを介する種子発芽、花芽分化、開花、等の植物の質的変化に関与する。光形態形成に関わるフィトクロームはハイパーレッド(660nm付近)の赤色光によって活性化され、ファーレッド(730nm付近)の遠色光によって不活性化される性質をもっている。

 本資料では、光合成および光形態形成に有効な吸収スペクトルと植物育成に必要な光の特性や効率等について解説する。