コンテンツ情報
公開日 |
2018/06/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
17ページ |
ファイルサイズ |
1.87MB
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要約
植物の育成過程においてはさまざまな波長の光が必要とされている。光合成にはクロロフィル(葉緑素)という色素が関わっており、ハイパーレッド(660nm付近)の赤色光とディープブルー(450nm付近)の青色光の2つのピークがある吸収スペクトルをもっており、これらの波長が光合成に特に有効とされている。
また、その他に重要な光形態形成があり、フィトクロームという色素の働きを介する種子発芽、花芽分化、開花、等の植物の質的変化に関与する。光形態形成に関わるフィトクロームはハイパーレッド(660nm付近)の赤色光によって活性化され、ファーレッド(730nm付近)の遠色光によって不活性化される性質をもっている。
本資料では、光合成および光形態形成に有効な吸収スペクトルと植物育成に必要な光の特性や効率等について解説する。