技術文書
Efficient Power Conversion Corporation
小型高性能なLIDARを実現する「GaN MOSFET」の魅力と設計方法
光を用いたセンシング技術である「LIDAR」はADASやロボットなどに幅広く用いられており、電源にはシリコン(Si)MOSFETが多く採用されている。しかし、そこにGaN FETを採用することで機器の小型化や省エネルギー化を推進できる。
コンテンツ情報
公開日 |
2018/07/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
1.02MB
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要約
光を用いたセンシング技術である「LIDAR」は光源や光学系の選択次第で多彩な能力を発揮する技術であり、自動車のADASやロボット、ドローンなどさまざまな用途での活用が期待されている。
一般的には光源に赤外半導体レーザーを用い、そのスイッチにはシリコン(Si)のパワーMOSFETが利用されている。しかし、パワー半導体としてより優れた特性を持つガリウム窒素(GaN)のMOSFETも入手が容易となり、シリコンMOSFETに替わってのLIDARへの採用が現実的になっている。
ここではLIDAR向けとしてGaN MOSFETを採用することのメリットと設計上の注意点について、Efficient Power TechnologyのGaN MOSFET「EPC2016C」を搭載したレーザードライバ「EPC9126」を例にして解説する。