コンテンツ情報
公開日 |
2018/08/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
2.4MB
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要約
近年、APIを自動でテストするための環境を独自に作ったり、JenkinsでCI環境を構築するなど、さまざまな方法で組み込み機器の「テスト自動化」は進んでいる。しかし、組み込み機器ならではのハード寄りのテスト項目の中でも、I/Oの状態が期待値通りになっているかを自動でテストしているエンジニアは非常に少ないはずだ。
組み込み機器のI/Oの状態を外部から確認するためには、可視化するためにオシロスコープのようなハードウェアが必須となる。また、波形の状態が期待値通りなのか、そうではないのかを判定する機能も必要だ。一方で、タッチパネルなどのGUIで操作可能な組み込み機器の場合、タッチパネルの操作や、画面に表示される画像や文字の認識を自動で行う必要がある。PCであればGUIのテストを自動化できるツールがそろっているが、多種多様なGUIがある組み込み機器を自動でテストできるツールは皆無だ。
本稿では、これらの多種多様なI/OとGUIに対応することのできる自動テスト環境の構築手法と、さらに動的テストツールと連携させることにより得られる効果についても紹介していこう。