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キーサイト・テクノロジー株式会社

製品資料

キーサイト・テクノロジー株式会社

【IoT簡易無線機能テスト編】必要十分なテストとは

技適取得済みの無線モジュールを利用したIoT向けデバイスの無線通信のテストは、通常無線モジュールに求められるような性能試験やレギュレーション試験は必要なく、機能検査のみが必要になる。必要十分なテスト項目に絞ることで導入コストを抑えるヒントにしていただきたい。

コンテンツ情報
公開日 2018/10/01 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.91MB
要約
 無線モジュールのメーカーでは、電波法の試験相当の詳細な試験を実施しているが、モジュールを利用するユーザーの場合、すでにテスト済みのモジュールを利用するので、同等の試験の実施は不要だ。とはいえ、このように無線機器の性能チェックをしているエンジニアも多いのではないだろうか。

・無線通信が見通し100mで問題ないか確認するために、グラウンド等の広い場所を借りて実機を持ち込み、テストしている

・スマートフォンからコントロールするので、フリーのアプリでRSSI(受信信号強度)を確認している

・デバイス単体でのチェックはせず、ひとまずシステムに組み入れてみて、データの取得ができればよしとしてる

 ただ、これでは測定環境の変化による誤差も生じ不安を感じられるかもしれない。ここでは、定量的な製品のテストが可能になる手法を紹介する。必要十分なテスト項目に絞ることで導入コストを抑えるヒントにもしていただきたい。