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マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社

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マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社

【動画】A/Dコンバータに計算機能をプラスした「ADCC」の可能性と実装

さまざまな場面で活用されるADコンバータだが、変換ノイズを除去する際にCPUへ負荷をかけるという問題もある。その課題をスマートに解決するのが、A/Dコンバータに計算機能をプラスした「ADCC」だ。

コンテンツ情報
公開日 2018/10/05 フォーマット URL 種類

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ページ数・視聴時間 58分23秒 ファイルサイズ -
要約
 IoTの実現にはモノの情報を集めるセンサーが不可欠であり、現実世界の情報をデジタルデータへ変換する際にはA/Dコンバータが必要となる。しかし、従来、多くのセンサーノード(モジュール)はAD変換の結果に含まれるノイズをCPUで処理しているためCPUを高クロックで使わざるを得ず、同時に、消費電力の低減を困難なものとしていた。

 この課題を解決するため、Microchip社では計算機能を備えたA/Dモジュールである、ADCモジュール(ADCC)を開発した。このモジュール内でデータにフィルター処理を行い、その結果をCPUに供給することで、CPUのクロックを下げる、またアイドルにしておく時間が増やすことが可能となる。結果として、A/D変換時のCPU由来ノイズと消費電力の低減が可能となる。

 本映像ではADCCについてその概要と使用方法を紹介する他、モーションセンサー、温度センサーへの応用を例に挙げて具体的な実装方法と注意点を解説する。