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オートデスク株式会社

製品資料

オートデスク株式会社

表計算からBIM対応への進化、設計問題への新たなアプローチ

革新的な製品で急成長したある架台メーカーが、さらなる成長を目指すために導入したのが3D設計環境であり、構築された3D環境はBIM対応も果たすことで新ビジネスの原動力ともなっている。

コンテンツ情報
公開日 2018/10/17 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1010KB
要約
 蓄電池や大型エアコンを屋上に設置する「架台」を提供するCon-form Groupは、軽量なアルミを用いたモジュール式架台で大きな成長を遂げた。しかし、採用されていたモデルは定義が完全ではないために、設計データからの部品表(BOM)作成が行えず、重量物を支える構造物の計算ながらも表計算ソフトによる処理に頼っていた。

 そこで同社は設計をAutodesk Inventorへと完全移行し、モデルを再構築した。数カ月の時間をかけての大規模作業であったが、効果は絶大であった。完全な3D設計に移行したため正確なBOMを取得可能になり見積もりへの対応と製品その物の正確性が向上、その上、オンラインのコンフィギュレーターやEコマースとの連携も容易になったのだ。

 加えてクラウドベースの製品コンフィギュレーションソフトであるConfigurator 360も導入、エンジニアに余計な負担をかけることなく顧客自身によるカスタマイズ需要にも対応することで、セールス部門はより多くの契約を得ることとなった。Configurator 360からはBIMモデルを取り出すことも可能であるため、大規模なプロジェクトからも関心を寄せられるようになったという。