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オートデスク株式会社

製品資料

オートデスク株式会社

BIMの利点を取り入れて一歩先を行く、その具体的な取り組みとは

BIMの必要性は理解していても、具体的な効果が見えなくては導入しにくい。しかし、あるメーカーでは3D設計とBIMの運用を開始して4年足らずで既に初期投資は回収したとその効果を説明している。その事例を紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2018/10/17 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 296KB
要約
 BIMによる3Dモデリングと建物のデータ収集・活用は建築業界で注目を集めており、既にそれは具体的な効果を得られるフェーズへ到達している。バスルーム関連製品を設計製造するIdeal Standard Internationalもその1社だ。Ideal Standard Internationalは2014年からBIMに対して取り組みを開始し、現在は製品の特性、設置、保証、メンテナンス情報、材料、コストといった詳細な情報を関係者全てが共有し、「金と同様に貴重なもの」と称されるほどになった。

 管理資産情報に関する国際規格であるCOBieのデータはAutodesk RevitならびAutodesk Inventorから出力されたIFCオブジェクトと関連付けることができるため、Ideal Standard Internationalでは3D設計とBIMを組み合わせた運用が実用化されている。3D設計の定着で頻発していたオブジェクト間の干渉やエラーは激減し、BIMの運用によって材料調達から物流管理、そして販売といった一連のフローも大きな効率化が図られた。

 3D設計とBIMを組み合わせた運用が開始されて5年にも満たないが、既にIdeal Standard Internationalの設計マネジャーは「既に初期投資は回収できた」と述べており、次のステップとしてVR/AR技術の活用も視野に入れている。本資料ではIdeal Standard Internationalのこうした取り組みについて紹介する。